【壁掛けテレビDIY詳細解説~4】壁掛けテレビ金具の工事、DIYの方法・コツを豊富な写真で大公開!~壁の構造編
【壁掛けテレビDIY詳細解説~4】壁掛けテレビの工事、DIYの方法・コツを豊富な写真で大公開!~壁の構造編 こんにちは。壁掛けテレビをおススメしたくてウズウズしている「さくら餅」です。 「テレビの壁掛けをしよう!」と決心された皆さん。私、さくら餅は全力で応援します! 今回は、壁掛けテレビにおける超重要な情報、「壁の構造(壁裏の柱を見つける)について」です。 多くの部屋で見られる「石膏ボード壁」への対応方法をお伝えします。 これまでの情報【壁掛けテレビDIY詳細解説~1から3】については以下をご覧くださいね。 テレビ壁掛けDIY工事の成功のカギ!それは壁の状態を知る事です! テレビを壁掛けDIYする場合、「最も大切」で「最も面倒と感じるであろう」部分が 壁の状態を把握する事です。 テレビは随分と軽くなりましたが、それでも大画面ともなれば、10~30キロ程度の重さが壁に掛かります。 「壁掛けテレビ金具」自体は十分な検査をしていますので(素材もスチールがメイン) まず、金具の破損による落下はほとんど起こりません。 私「さくら餅」は数十万台の壁掛けテレビ金具の販売に関わりましたが、 「壁掛けテレビ金具」の破損が原因の落下事故は、記憶がありません。 記憶にあるのは「設置工事の不備」によるトラブルです。 そのトラブルの原因が「壁の状態の把握の不備」によるものが多いのです。 そこで今回は、壁の状態を知り、壁裏の柱を確定する方法をお伝えしようというわけです。 じっくり説明しますので、そこそこのヴォリュームになりますが、 実際にやると決して特殊な技術が必要な作業ではありませんからヨロシクお付き合いください。 壁の裏には「壁裏柱、間柱、スタッド」があります。そこに壁掛けテレビ用のネジを打つのです ■石膏ボード壁の裏には、40~50センチの間隔で柱があります。 ■この柱に対してネジを打たないと、石膏ボードのみに打たれたネジは簡単に抜けてしまいます! 必ず壁裏の柱を見つけて、そこに対してネジを打つ必要がある点、ご理解頂けると思います。 ■壁裏の柱には、「木の柱」と「軽鉄の柱」という種類があります。 木の柱は「一軒家」、「マンション等の集合住宅」では軽鉄の柱が多いようです まずは壁を叩いてみよう! ■壁を叩いて「コンコン」という空洞音がするなら、石膏ボード壁の可能性が高いです! 貴方の壁が石膏ボード壁なら「DIYでの壁掛けテレビ工事OK」の可能性が高まりました! しかし、次のように こんな音がした時は・・・ ■壁を叩いて「ペチペチ」という感じ・・・空洞音で無い場合、コンクリート壁の可能性が・・・ コンクリート壁は残念ながら、「DIYでの壁掛けテレビ工事」が困難です。 プロに相談した方が無難です。 叩いてみた音で判断します。 「ペチペチ」という詰まった音がする場合は、恐らくコンクリート壁です。 無理に壁掛けテレビDIYをする事はおススメ出来ません。 プロに相談してみてください。 安心と信頼のおススメのプロ業者紹介はコチラ ここまでいかがですか。全然難しくはないと思います。 壁掛けテレビ実現の為の壁の把握、ステップ1はクリアです。 次からは、石膏ボード壁と判断した場合のケースについてお話を続けます。 壁裏の柱の位置を確認します。便利な道具を用意しましょう! ■壁裏の空洞にある柱を見つける為に以下の道具が便利です。 私「さくら餅」は、2つの道具にある3つの機能を併用して、確実に柱の位置を確定する事をおススメします。 ●壁裏下地センサー 電気信号を使って、壁の裏にある柱を発見します。 あると便利な壁裏の状態を知るアイテムの購入はコチラ ●磁石付き壁裏調査針 細い針を刺して、石膏ボードの向こうにある柱を発見します。 磁石については、後程「あると便利な理由」をお伝えします。 あると便利な壁裏の状態を知るアイテムの購入はコチラ さあ調査1~壁裏下地センサーを使いましょう ■センサーを壁にあてがって、左右にゆっくりと移動させます。 センサーのライトが反応したら、そこに「何か」があります。シールでマーキングをします。 数カ所をセンサーで試すと、 以下の写真の様に「柱がありそうだ・・・」と当たりを付ける事が出来ます。 さあ調査2~次に磁石付き壁裏調査針を使います ■センサーで当たりを付けた縦のラインに磁石を這わせてみます。 壁裏に柱がある場合、「石膏ボードを柱に打ち付けた釘」が何本かあるはずです。磁石がその釘に反応する事を試します。縦に磁石を這わせて、所々で磁石が反応すれば、ビンゴです。 さあ調査3~最後に壁裏調査針を壁に刺してみます ■調査針は壁に目立つキズが付かない細い針です。柱があると思われる位置に針を刺します。 壁裏に柱がある場合、石膏ボード部分以上、針が入りません。少し横にずらして刺すと、柱が無いので「ブス」っと深く針が入るハズです 以上、3つのステップで確認すれば、まずそこに壁裏柱があると判断して良いでしょう。 改めて、壁掛けテレビDIYを成功させるための重要ポイント 「壁の構造(壁裏の柱を見つける)について」をまとめてみます。 まとめ~それぞれはとても簡単な作業 ・壁を叩いて、音で判断する。→空洞音がすればOK。「ペチペチ音」のコンクリート壁はプロに相談を ・3つの機能の道具を用意する。→センサー、磁石、調査針 ・それぞれの機能を使用して壁裏に柱がある事とその位置を確定する ちょっと面倒に感じると思いますが、ステップ毎に行えば、それぞれは簡単な作業です。 さあ、「石膏ボード壁」で「柱の位置も掴めた」ら、 いよいよ壁掛けテレビDIY実現の道が大きく開けてきましたよ! さくら餅でした。